ヤマシタホビーの1/700日本海軍特型駆逐艦III型 響 の製作です。
武装、小物類の製作のあと、
船体に装備品を取り付けてひとまず完成です。
できがいいのでディテールアップしなくても
十分見ごたえのある作品になります。
魚雷発射管・主砲の製作
武装の製作です。
といっても、大戦初期の姿なので武装もシンプルです。
まずは、魚雷発射管から。
響の魚雷発射管は三連装です。
真ん中の発射管は上にずれています。
それを再現するため。
ヤマシタホビーの響は真ん中の発射管を別パーツにして再現してます。
塗りわけの手間を考えて
組み立てる前に塗装をすませました。
発射管は、船体色(ミスターカラーNo.317グレーFS36231)。
魚雷本体はシルバー、魚雷の先端はジャーマングレーと黒を混ぜたもの。
実弾ということにしたいので魚雷先端は黒です。
組み立てるとこんな感じ。
精密な彫刻がされてるので、塗装して組み立てるだけで
雰囲気十分な仕上がりになりますね。
魚雷発射管の先端は白くしました。
ホワイトに適当なグレーを混ぜてくすんだ白にしてます。
このスケールだと、白そのままや黒そのままで塗るとおもちゃっぽく見えるので
いつもくすんだ感じにしてます。
主砲塔も船体色で塗装。
キャンパス部分はセールカラーで塗ってます。
手順としては、
主砲塔と主砲を別々に塗装→主砲を主砲塔に接着です。
主砲の先端断面はヤスリで削って垂直にするとリアルになります。
キットの機銃はオーバースケールな気はしまが、
雰囲気がいいので使います。
ヤマシタホビーの響に付属する13mm機銃は、2パーツ構成になってます。
銃身は黒いので塗り分けたいのですが、小さいので大変です。
そこで次の手順で作りました。
組み立て→船体色で塗装→銃身をスミ入れ塗料(ブラック)で塗装。
これならマスキングは必要ありません。
スミ入れ塗料はタミヤのやつです。
パーツ52(T4)など、接着面にはパーティングラインがあります。
小さいパーツをパーティングラインが残ったまま接着すると傾いてしまいます。
カッターでカンナがけして平らに成型しておきます。
探照灯はレンズ面意外をシルバーで塗装→レンズ面をマスキング→船体色で塗装(エアブラシ)
船体色は船体の塗装をしたときに小物もいっしょにエアブラシで塗装してます。
小物類はランナーに付いたまま塗装→切り離したあと→ゲート後を成型→リタッチしました。
あとは船体にパーツを接着していくだけ。
ひとまず完成
細かいパーツもひたすら接着。
ホースリールや通風管も別パーツなので根気がいります。
精度の高いピンセットを使って組み立てます。
艦橋には一部、キャンパスを再現してます。
マスキングテープを貼ってるだけです。
リノリウムは筆塗り。
筆ムラがありますが、かえって使い古されたリノリウムの感じが出ていいかなと思います。
船体はあとで汚し塗装します。
パーツ21(K)はダボが見えてるのが残念だったので。
ダボを切り取り→のばしランナーで固定用の支柱を作成。
パーツを一通りとりつけたところ。
一部、ボートが付いてませんが。
どこに接着したらいいのかよく分からない構造。
面倒なので無視しました(笑)。
ディテールが密集する船体中央部分。
煙突の後にある機銃。
暁型と吹雪型、綾波型の違いもしっかり再現されてます。
斜め後から。
買って(塗装して)作るだけで十分出来のいい響が手に入ります。
下手なディテールアップしなくてもいいくらい。
コレクションするならこれで十分ですね。
アオシマの陽炎(不知火のつもりで製作)と並べたところ・
意外と特型が大きいことが分かります。
暁型を含む特型と陽炎型の長さは118.5m。
武装の配置もほとんど同じ。
これをみても特型は旧日本海軍の艦隊型駆逐艦の基本になったのがよくわかります。
やっぱり駆逐艦は数をそろえて飾るのがいいですよね。
駆逐艦にぴったりなケースを見つけました。
食玩やガチャガチャのフィギュアを飾るためのものだと思いますが。
大きさがちょうど良かったのがたので飾ってます。
ひな壇になってるので三隻とも見やすく飾れるのがポイント。
ダイソーで売ってました。
名前はコレクションケース。だったかな。
百円ショップの品ですが、さすがに100円では売ってません。
300円(税別)で売ってました。
素材はスチロール樹脂なのでアクリルに比べると透明度は低いです。
とりあえず、ほこりを避けてかざっておくぶんには使えます。
安いのでよしとしましょう。
次は汚し塗装です。
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