ヤマシタホビーの1/700日本海軍特型駆逐艦III型 響 の製作です。
精密なモールドが入ってるので、
下手なディテールアップ工作をしなくても
出来のいい響きができます。
あまり手を加えずに作成することにします。
今回は船体の作成をします。
船体
このキットには舷外電路がありません。
戦時中の姿にするためにはあったほうがいいとは思います。
のばしランナーで作りました。
出来るだけ細いのばしランナーを作り、
タミヤセメント 流し込みタイプ を付けながら少しずつ接着します。
のばしランナーは断面が円形です。
舷外電路は断面が板状のイメージがあるので。
乾燥した跡、かんながけして表面を削りました。
後部の魚雷格納框も接着。
ここまで組み立てたあと、
リノリウムを塗装することにしました。
スキッドビームを取り付けると塗装しにくくなると思ったからです。
リノリウムはアクリルミニ XF-79 リノリウム甲板色 を筆塗りで塗装。
ついでにスキッドビームの裏とか、入り組んだところも船体色を塗っておきました。
船体色は軍艦職ではなく、Mr.カラー C317 グレー FS36231 です。
1/700の駆逐艦は20cm足らずの模型です。
小さな物に濃い色を塗ると実際よりも黒っぽく見えてしまいます。
意図的に明るめの色を使うことにしました。
リノリウム部分が乾いたら、マスキング。
エアブラシで船体色を塗装しました。
乾いたら船体と甲板を接着します。Mr.セメントS 流し込みタイプ を使います。
煙突部分、艦橋も接着。
かなり形になってきました。
煙突の黒い部分はつや消し黒を指定されることが多いです。
でも小さな模型で黒で塗ってしまうとおもちゃっぽくなります。
ジャーマングレーと黒を2:1で濃いグレーを作って塗装しました。
筆塗りしました。
スキッドビームはキットのまま。
かなりごつい鉄骨みたいな雰囲気になってます。
もう少し細いパーツ構成になってるとよかったんですが。
手元にエッチングパーツがないのと、
モールド自体は悪くないと思ったのでそのままです。
細かい構造物も接着しました。
艦橋の窓はクリアーパーツになってます。
ここで切り離すときにパーツが折れてしまいました。
でも、大丈夫です。
まずはカッターとニッパーでパーツを切り出して、
流し込み接着剤で割れたパーツを接着します。
もともと窓枠のモールドが入ってるので、
接着すれば割れ目はあまり目立ちません。
だいぶん船らしくなってきました。
次は装備品の作成をします。
今回はこのへんで。
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