ヤマシタホビーの1/700日本海軍特型駆逐艦III型 響 が発売されました。
発売延期があったりして、どうなることかと思いましたが。
先日、あみあみ から商品入荷とのメールが来ました。
15日。響が我が家に到着。
僕自身はもっと遅れると思ってたので、うれしい限り。
さっそくキット内容を紹介します。
ヤマシタホビー・特型駆逐艦響キット内容
パッケージはすでに発売されてる吹雪と踏襲したデザイン。
裏面。シンプルです。
パーツは二つの袋にぎっしり詰まってます。
ウォーターラインをメインに作ってると、
駆逐艦とは思えないパーツの多さに驚きます。
大きいほうの袋は、
船体、主砲のパーツ。
メーカーによると響のこだわりポイントは。
新設計の主砲だそうです。
暁型駆逐艦の主砲は、50口径3年式12.7センチ連装砲塔B型改。
このタイプは何度か補強が行われ、いくつかのタイプが存在します。
おどろくほど細かいモールドがされています。
照準器カバーにリブがあるのが、1番砲塔。
リブがないのが2番、3番砲塔です。
ピットロードの新装備セットNE-7でも区別されていましたが。
ピットロードのはリブのあるやつは面取りされていたのに対して、
こちらは面取りはありません。
どちらも甲乙つけがたい出来です。
個人的には、ちょっとだけ(コンマ数ミリの差)大きいヤマシタホビーの砲塔の方が好みです。わずかにこちらのほうがモールドがシャープな気がします。本当にわずかな差ですよ。
窓枠と探照灯はクリアパーツ。
窓枠だけ別パーツなので、
エッチングへの置き換えも簡単そう。
船体はバスタブ型で一発成型。
特徴のある船体が表現されています。
舷外電路はありません。
個々の艦によってパターンが違ってたりするので、こだわる人は自作するでしょう。
マスト、測距儀、艦橋。
マストのモールドが細かい。
作り直すのが惜しくなる。
小さいほうの袋に入ってるパーツ。
魚雷発射管、ダビット、後部構造物。
ヤマシタホビーの魚雷発射管は中央だけ位置が違う。
魚雷発射管は三本が同じ高さにあるわけではなくて、中央だけ少し上にずれてます。
今までも位置がずれているパーツはありましたが。
ヤマシタホビーのものは特にその差がわかりやすいです。
魚雷格納框は一面ごとにモールドされ、組み合わせる方式。
ピットロードのものはモールドがないので、
ディテールアップするか放置するか悩みどころでしたが。
こちらのは組み立てるだけでいい雰囲気になりそうです。
パーツをひととおりみてみました。
期待通りの精密なものになりそうです。
ヤマシタホビーの次回作は綾波。
当分は1945年時のキットはなさそうですが。
今回使用したキット
ヤマシタホビー 1/700日本海軍特型駆逐艦III型 響
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