フジミ 1/700 日本海軍 重巡洋艦高雄を製作しています。
船体の塗装に入ります。 艦船模型で一番悩むのは塗装の手順ですよね。 特にフジミの高雄はやりすぎと思えるくらい甲板に物が多いので困ります。 マスキング地獄になりそうです。
高雄の船体塗装の手順
基本的にエアブラシで塗装します。
塗料は特に指定がなければクレオスのMr.カラーです。
艦底 艦底色+ブラウン リノリウム レッドブラウン
船体 軍艦色(2)+グレイッシュブルーFS35237
今回、リノリウムは黒っぽい色にしました。時期によってリノリウムの色は違ってたみたいで戦時中はかなり暗い色だったといいます。 それに黒いほうがはみ出しても目立ちにくいから。というのも大きな理由です。
艦底は指定の色よりも明るめにしてます。宇宙戦艦ヤマトの影響か、船の底=赤というイメージがあるんですよね。現代の軍艦の船底や錆止めの色もわりと明るい赤茶色だし。こげ茶色みたいな艦底色はどうもイメージと違います。
もちろん個人の好みの問題なので自分の好みの色で塗ればいいと思います。
まずは、 船体の下のほうを艦底色で塗装します。 喫水線から下を狙ってマスキングなしで塗装します。 艦底色が乾いたら喫水線から下をマスキングします。
船体色で船体をまんべんなく塗装します。 次にリノリウムを塗装するので、船体色が乾いたらマスキングします。 船体色を残したい部分を全部マスキングするわけではありません。
丸いマスキングテープを張った所は機銃の台座ですね。
マスキングテープをポンチで打ち抜いて丸いマスキングテープを作りました。ポンチってこういうやつです。
ストロングツール(Strong TooL) 取替式パンチセット 6ピース 05493
あんまり、使うことはないですが。 買うなら先端を差し替える奴がいろいろな口径が使えて便利です。
艦船模型の場合、窓を塞ぐためのプラ板打ちぬいたりするときに使います。
でも数は多いし、なれないとうまく打ちぬけないし時間かかってしまいました。
資金的に余裕のある人は、市販の丸いマスキングシート買ったほうがいいかも。でもちょうどいい大きさのがあるかは分かりません。
甲板はリノリウム色で塗装します。 吹き付ける角度を調整することで、マスキングしていない側面に塗料が乗らないようにします。
うまくエアブラシの角度を変えて塗装すれば、このように無理にマスキングしなくても塗り分ける事が出来ます。
次に甲板上の構造物を船体色で塗装するのでマスキングします。
二度手間の様に思えますが、一度に全部マスキングするとマスキングの手間が増えるのと、一度で完璧にマスキングしないといけないので失敗のリスクが高まるからです。
確かに、塗装の手間は増えますけど。マスキングしやすい部分を隠して塗って、の繰り返しをしたほうが失敗は経ると思います。
これだけマスキングするのに2時間かかりました。
もっと構造物を減らせばよかった・・・・ 丸い物体を残すようにマスキングしてたらもっと時間がかかると思うとぞっとする・・・ 今回はここで力尽きました。
塗装は次回載せます。
参考記事:重巡洋艦高雄の製作5 船体塗装
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