艦船模型つくりに必要なニッパーを使ってパーツを切り出す方法を紹介します。
プラモデルのパーツがつながってる枠がありますね。
これをランナーといいます。
ランナーと言っても走者ではありません。
伝えるものという意味です。
融けたプラスチックが伝わっていく道筋なのでランナーと呼ばれています。
パーツとランナーの間の細い部分がゲートです。
融けたプラスチックがパーツになる入り口だからです。
パーツはランナーから切り取らないといけません。
まずはその切り取り方を説召します。
ニッパーで小さなパーツを切り出す方法
ランナーは3mm以上の太さがありますが、ゲートは1mm程度に細くなっています。
ニッパーの選び方で紹介した薄刃ニッパーは基本的にこのゲートを切るために作られています。
艦船模型のパーツは小さくて繊細なので、二回に分けて切ることをお勧めします。 一度で切ってしまうと、パーツがえぐれたり、変形することがあるからです。 まわりくどいように思えますが、結果的にそのほうがきれいに出来ます。
まず、一度目に切るときは、ゲートを2~3mm残して切ります。
切り取ったパーツはこんな感じです。
これをもう一度、薄刃ニッパーでゲートを切ります。
よく切れるニッパーならパーツぎりぎりをせめてもいいかもしれませんが、 切りすぎたり、えぐれたりすると取り返しがつかなくなります。
ゲートを僅かに残しておくことをお勧めします。
こんな感じです。 残ったゲートは1mmもないくらいですね。
切り取ったあとをきれいにする方法は次回お話します。
以上、タカフミでした。
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