アオシマ 1/700 日本海軍軽巡洋艦 神通 1942 を製作しています。
今まで作ったパーツをいよいよ組み立て作業に入ります。
組み立てる順番が問題だ
船体に、今ままで作ったパーツをくっつけていくだけの作業ですが、 実はちょっと頭を使わないといけません。
組み立てる順番によっては、部品が取り付けにくかったりするからです。 先にどのパーツをくっつけて、次にどのパーツをくっつけるのか 考えながら作業したほうが後で、困ることが少なくなります。
ガンプラと違って、艦船模型は組み立てる順番をこと細かくしてされているわけではありません。 作る側にとっては自由度が高いと言えますが、不親切とも言えます。
5500t型はまだ形がシンプルなほうなので 多少順番が変わっても、組み立てることは可能です。 でも、戦艦など複雑な形の船を作るときは順番を考えないとうまく組み立てられないので 普段から、順番を考えて作る習慣をつけておいたほうがいいと思います。
たとえば、5500t型で一番部品の多い船体中央部の組み立てる順番はこうしました。
①ベンチレーター。 船体に取り付ける前にD16、D17は先にベンチレータに接着しておきます。 ベンチレーターは二箇所ありますが、後ろの方が背が高くなります。 ベンチレーターを切り取らなかった場合は、D16、D17をくっつけるだけです。
予断ですがベンチレータを作り直した甲斐があって、 なかなかリアルになったと思うのですがいかがでしょう? (ベンチレータの製作についてはこちらのページを参照してください)
②煙突、A28。 A28にはW42を先に接着しておきます。
③搭載艇6籍とも接着します。W35も接着します。
④ボートダビット もちろん、この順番でしなくてもできます。
自分の作りやすい順番で作ってください。
ボートダビットは中央部のみ大型のものをつけて、 ((神通の作り方8参照) 前と後ろの4組はW23を使います。
ただし、W23そのままでは背が高いので 先端部分の少し太くなった所を切り飛ばします。
甲板に0.5~0.6mmの穴を開けて、 その穴にダビットのパーツを挿して接着します。
ダビットの傾きには注意しましょう。 垂直になるように取り付けたほうがきれいに見えます。
今回のダビットは、搭載艇をつるしているわけではないので楽でした。
実際の運用ではJ型ダビットは常に船を吊るしていたわけではないみたいです。 収納状態を再現するのであれば、搭載艇を甲板に固定して、 ダビットを立てておくだけでもいいと思います。 いつも、説明書どおりに作るのではなく 自分の作りやすい方法で作ればいいと思います。
ダビットの接着は粘性の高いものが作業がしやすいです。
タミヤセメントか、ゼリー状瞬間接着剤が使いやすいと思います。
今回使用したキット
今回使ったのは、下記のキットです。 製作時の参考にしてください。
以上。タカフミがお届けしました。
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