「艦これ」などのゲームをしていると使っている船が欲しくなりますよね。
陽炎型は「艦これ」の序盤ではなかなか手に入りません。
でも不知火、黒潮は比較的手に入りやすいようです。 ゲーム中では陽炎型の中では不知火が一番最初に手に入りました。 我が艦隊でも不知火はゲーム序盤の高性能駆逐艦として活躍してくれました。 今所属している陽炎型では不知火がお気に入りだったりします。

というわけで船が欲しくなったら、プラモデルで作ってしまえという事で。
駆逐艦不知火を作ります。
「艦隊これくしょん」などのゲームで船を知ってプラモデル作りたい。
でも今まで船は作ったことがない、という人のために作り方を説明します。 作るのは不知火ですが陽炎や他の陽炎型でもだいたい形は同じです。 不知火以外の陽炎型を作りたい人も参考にしてください。
不知火欲しいけどどれ買えばいい?
艦船模型にはいろんな種類があります。
一番ポピュラーなのは700分の1のプラモデルですね。
700分の1という事は、実物の大きさを700分の1に縮小した模型だという事です。
118.5mの陽炎型なら16.9cmの大きさということです。
陽炎型はもともと艦船模型の世界でも人気があるので色んなメーカーが出してます。
700分の1だと主なメーカーで陽炎型を出しているのは アオシマ、フジミ、ピットロードです。 三社ともそれぞれに特徴があるので説明します。
アオシマ製 陽炎の特徴
○な点
・部品が少なくて時間がかからない。
・部品を減らしながらも陽炎型の特徴をよく再現している。
・値段が安い。定価1000円(税抜)
・船のプラモデルを売ってる店ならほとんどの店に置いてある。
×な点
・省略された部分が多いのでこだわる人には物足りない。
・マストや機銃の部品が太めなのでおもちゃっぽくなる。
(アオシマ製1/700陽炎の見本写真)
フジミ製 陽炎の特徴
○な点
・700分の1プラモデルの限界に迫る精密さ。
・完成すれば精密で見栄えのいい模型になる。マニアも満足。
・一つ買うと部品が2隻分入ってる。2隻作りたいときに便利。
×な点
・小さい部品が多い。
・部品の数が多い。
・作るのが難しい。
・作るのに時間がかかる。
・一つ買うと部品が2隻分入ってる。もちろん値段は2隻分。定価2400円(税抜)
ピットロード製 陽炎の特徴
○な点
・メリハリの強い形なので立体物として見栄えがいい。
・アオシマよりも精密に再現されている。
・フジミほど部品が多くない。
×な点 ・値段が高い。
・置いてない店が多い。
・細かい部分の表現がオーバー気味なので好みが分かれる。 ![]()
(ピットロード製1/700陽炎の見本写真)
結論、初心者にはアオシマ製がお勧め
僕が艦船模型は始めてあまり経験がないという人にお勧めするのはアオシマ製です。
部品が少ないのは作るのが簡単で早く形にできるということです。
省略された部分が多いといっても、17cm弱の大きさなら 手にとって間近に見ないとわかりません。
全体のシルエットやプロポーションはうまく陽炎型の特徴を捉えています。 机の上に置いたときに、写真で見た陽炎がここにある。という満足感が高いです。
というわけで、
アオシマ 1/700 日本海軍駆逐艦 陽炎 1941
を買ってきました!
不知火を作るといいましたが、何で陽炎を買ってきたのかというと。
不知火がない!
実は、不知火の700分の1のプラモデルは発売されてないんです。
普通、メーカーが船の模型を出すときは、ネームシップかよほど知名度の高い船に限られます。 だから、陽炎型の場合はネームシップの 陽炎や 超人気の雪風が商品化されることが多いです。
アオシマの場合は、他にも 早潮1941、舞風1942、浜風1942、秋雲1943、磯風1945が発売されています。 名前の後の数字は、再現した年代です。
船は時期によって装備や形が変わっていることがあるので、 形の違いを再現して姉妹艦として発売することがあります。 中身は陽炎のキットですが一部パーツを追加したものもあります。 ![]()
アオシマには通常のウォーターラインシリーズとは別に 「艦隊これくしょんプラモデル」シリーズもあります。 中身はウォーターラインシリーズと同じですが、 パッケージや説明書が艦これのキャラクターを使った専用のものになり シール、カード、エッチングネームプレートが付いています。
その分、ちょっと?高いです。
陽炎型では陽炎
雪風
天津風
時津風
がラインナップ。 キャラクターの人気のせいか、ウォーターラインシリーズとはちょっと違うラインナップになってます。
天津風は後に通常のウォーターラインシリーズでも発売されました。 ![]()
艦これ人気は凄いですね。
不知火は出てません。 と思ってたら、こんなん見つけました。
阿武隈、不知火、霞のセットみたいです。
これを買って作れば第1水雷戦隊が編成できます。
発売は静岡模型協同組合、企画したのはたぶんアオシマです。
三つのメーカーのプラモが入ってます。 阿武隈(タミヤ) 不知火(アオシマ) 霞(ハセガワ) 三社の製品が入るなんて、ウォーターラインシリーズならではですね。
でも、わざわざセット売りのを買わなくても 陽炎を買って作れば不知火はできます。
700分の1の大きさになると 陽炎と不知火の差は無視できるほど些細なことなので、 陽炎を説明書どおり作っても問題ないです。
キットは陽炎でも持ち主が「不知火」と主張すれば それは不知火です。
では不知火を作ることにしましょう。
塗装にちょっとこだわるだけで。
改造や高価な改造パーツを使わなくてもこのくらいの物が作れます。 
艦船模型初心者にも参考になるように製作過程を載せながら作ります。
では、こちらの記事をどうぞ。
参考記事:陽炎型駆逐艦 不知火の作り方2


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