陽炎型駆逐艦 不知火の作り方(3)塗装準備

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レベリング薄め液 駆逐艦

 

アオシマ 1/700 日本海軍駆逐艦 陽炎 1941 の製作です。

キットは陽炎ですが、不知火という事にして作ってます。

艦船模型はある程度、組み立てられたら塗装に入ります。

ガンプラみたいに全て組み立てた後に一気に塗装というのは難しいです。

どこまで組み立てたら塗装できるか考えながら作業しないといけません。
でも、こうしなければならないという決まりはないですし、正解もありません。
作る人の技量や、道具、好みによってかわってきます。

このブログでもいろいろなやり方を紹介しようとは思いますが、
いろいろやってみて、自分にあったやり方を見つけてください。

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筆塗りで船を作る

さて、今回はいちばんとっつきやすい筆塗りで塗装します。

筆塗りの最大のメリットは「道具が安い」ということ。
使用する筆も模型店で普通に売ってるので大丈夫です。
模型店や量販店で必ずといっていいほど売られてます。
平筆、細めの平筆、面相筆と呼ばれる細い筆がセットになったものです。
もちろん、他社からも似たようなセット品は売られているのでそちらでもいいと思います。

塗料はクレオスのMr.カラーを使います。
溶剤臭(いわゆるシンナー臭)がしますので換気を十分にしてください。

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船体はニュートラルグレー(13)で塗装します。
軍艦色じゃないの?と思うかもしれませんが、
小さな駆逐艦は軍艦色で塗ってしまうと色が暗く見えてしまうんですね。
軍艦色よりもちょっとだけ明るめの色で塗ると、完成したときに見栄えがよくなります。

筆塗りですが、ビンの塗料をそのまま使うと濃すぎるので薄めて使います。
僕は Mr.レベリングうすめ液 特大 400ml T108 を使ってます。

これは本来はエアブラシ用の薄め液ですが、若干むらになりにくい(気休め程度ですが)ので
筆塗りでもお勧めです。

でも、普通に売ってる薄め液に比べると1割くらい値段が高いです。
ご自分の財政事情を考慮して使ってください。

甲板の茶色の部分はリノリウムという素材で覆われています。
今回、リノリウムの再現に
 クレオスの 日本海軍 日本船舶 迷彩色 カラーセット の中からリノリウム色を使いました。

迷彩色カラーはどこのお店にもあるというものではありませんし、必要のない色が入っていて割高に感じるときもあります。あれば便利ですが無理に買う必要はないと思います。

Mr.カラーのウッドブラウン(43)でも代用できると思います。

さて、塗料はビンに入っているものはちょっと濃い目に作られています。
適度な濃度に薄めないといけません。

僕は筆塗りで艦船模型を作る場合。
ビンの塗料を1.5~2倍くらいに薄めて使ってます。
濃すぎると筆のあとが残りやすくなります。
塗料の作る膜が厚いので、パーツ表面のモールドを潰してしまいます。
特に艦船模型は繊細な部品が多いのでガンプラよりもやや薄めにといておくと
失敗が少ないと思います。

塗料を筆に含ませるとき、出来るだけ根元にはつけないようにします。

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根元に残った塗料は、洗いにくくて溜まってしまいます。
筆の傷むもとになるのでできるだけ、先に近いほうを使うと筆が長持ちします。
それでは実際に塗っていきます。

でも、書くスペース(実は書く時間)がなくなってきました。すみません。

次回に続きます。

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